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2011年09月19日

遠野日記9 遠野物語

遠野の事を少し。
 遠野での約2週間の滞在。本当に気持ちの良い、自然に溢れた場所であると感じた。
8月31日に遠野入りしてすぐに台風の影響で天候は良くなかったが9月2日までの3日間連続で「狐の嫁入り」に遭遇。
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遠野の上だけポッカリ青空が覗き見事な虹が、手を伸ばせば届きそうという常套句通りの近さに見える。2日目、3日目の虹は二重に見えた。
 九州から出てくる時に、虫除けスプレー・虫刺されの薬を完備してきたのだが開けっ放しの体育館に寝泊りしているのに蚊が居ない。それは冬が如何に厳しいかを表しているのだろうがとりあえず今は湿度が低く過ごしやすい気候に感動した。

 滞在後半は天候に恵まれたが朝は霧が街を覆う。湯布院の朝霧を思わせる濃いミルクのような霧で幻想的だ。山に囲まれた地形、不思議で心地よい天候。遠野物語のような不思議な話が醸成される風土が揃っているのだと感じる。

 9/5、読み聞かせの合間に4時間ほど時間が出来たので市立博物館へ。310円を支払い遠野物語の世界を堪能。語り部は居ないがミニシアターで楽しめる。
 水木しげるによるカッパのキャラクターも作られているようで、水木プロダクション作成のアニメも上映されている。しかし遠野物語には水木しげるも軽すぎる。
 遠野物語を読んで遠野に来るとその不思議さ、妖しさ、奥深さは昔ながらの朴訥な語り、切り絵などの素朴な絵面の方が合う。個人的な意見ですがね。
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鹿(しし)踊りは独特の面白いデザインで気に入った(^_^)

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鮭や銀たらが一本売りされているのは書いたが魚介類は概して安い。大分ではヤズと呼ぶ、ブリの子だと思うんだが「そっこ」と書かれていたな。ホタテや秋刀魚も安くて美味しそう。
スイーツ。
明けがらすは、、、と助言され食べませんでしたがm(__)m
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ひゅうず:まぁ何処にでもあるんだろうが大分で言うジリ焼き?こちらでは餃子みたいな形(名前・形共に火打石が由来?)粉を練って延ばしたもので黒砂糖・味噌・胡桃などを包み焼いている。
 こちらでは自分の大好きな胡桃が良く使われている。くるみゆべしも美味しかったな。また味噌もヘビロテで、九州で「焼きおにぎり」と言えばしょうゆダレだが、こちらは味噌がまんべんなく塗られている。これも大好き(^_^)そういえばスーパーで売られてた揚げ餅にも味噌味がしたぞ。大阪から来たヤツがセンターでキャンドルナイトの準備中「味噌臭ぁないっすか?」って言ってたのが面白かった。
自分も感じてたんだけど町全体にそんな香りがしてたような気がする。でも悪く言ってんじゃない。子どもの頃、実家から30m程の所に醤油造があって醤油の香りが漂っていたのを思い出す。そんな雰囲気も懐かしさを感じさせる遠野。

 遠野市内の昨冬の最低気温は‐19℃だったらしく流石東北、厳しい顔は窺うことも出来なかったが極寒の季節にも来て見たいな。モチロン完全冬山装備で(^_^;)
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サトネさんがローソンから岩手県版パパブックを持ってきてくれました(^_^)
posted by HappyBivouac at 09:30| Comment(0) | 東北ボランティア遠野日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月17日

遠野日記8 9/6花壇整備ボラ

 この日は花壇整備のボランティアに参加。
 9/1から台風の影響で数日間天候が悪かったが遠野市は天候悪化に強いというのが個人的な感想で、この日も遠野の天気は上がり調子な朝。
 しかし沿岸部まで来るとまだ小雨が舞い、岸壁に打ち寄せる波の音は恐いくらいに腹に響く。飛び散った波飛沫が海風にのり霧となって丘をあがって行く様子が見事によく分かる。外洋に開けた湾で自然の厳しさを感じる。
 そんな中、国道沿いの花壇を整備。復興に従事するダンプカー等がバンバン通るすぐ横なので、花壇整備という可愛い名前の割には結構危険度が高い。
 すでにボランティアの手により植えられたヒマワリが大きく、誇らしげに咲いている。
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 お昼は近くの定食屋さん「さんずろ家」で地元の名物を。
http://sanzuroya.sanriku.in/
自分は蒸しウニ丼を。
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海苔とウニの風味が良かった。あら汁のアラが鮭なんだね。九州で鮭とかいったら外国産の切り身が一般的だけど、こちらでは近くで穫れた物を一本買いして自宅で捌いたり筋子を油漬けにするのが元来普通なんだそうだ。大分の魚介類の豊富さ、新鮮さ安さは全国でもトップクラスだと思うのだが、こちらはまた違う種類の魚が安い。銀たらがスーパーで一本売りしてたりして驚き。
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隊長がオゴってくれたイカ飯は全国メジャーな北海道系のガッツリ味の染みたヤツではなく生姜の効いた甘ダレで軽く炊き上げられたもの。なかなか美味いす。
グルメ紀行みたいだが地元にお金を落とす事も無駄では無いはず。(^_^)ノ純粋に美味しいし。

 午後作業再開。午前は直接津波を浴びていない場所だったが午後からは被災した場所の花壇を。高低差にして10mもないが半壊して塩を浴びてしまった家の前の花壇からはガラスや陶器の欠片がたくさん出てくる。花壇のすぐ横にはバス停があり一時間に一本ほどのバスが停まるとおばあさんや女子高生が降りてくる。花壇が一段落付きそうだったのでバス停周りのアスファルトから生えた雑草を片付ける。少しでもきれいにしたい。
 作業終了。帰り途中の花壇でも少し時間を取り雑草取り。
帰りはローソンで小休止。 
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被災地に最も近い店の一つ。小売店が殆ど無くなっているおかげで地元住民、復興工事関係者、ボランティアなどで常にごった返している。競合するスーパーなどが壊滅している今「週の売り上げが一億」なんて言う都市伝説も信じられそうな混み具合。
 しかしそれは悪い意味ではなく、足の不自由な男性が店員にタクシーを頼み、店先の椅子に座り待っているという場面を見て、数少ない生活拠点となっている事を実感した。
 店の前にはボランティアが整備した花壇に「ありがとう」の文字。

 帰路、狭い車内で皆で四方山話。隊長さんが福岡出身であったり、群馬県出身の女の子がいたりレモン味のグミについて盛り上がったり。朝初めて組んだ、同じ気持ちを抱いたメンバーが作業後に打ち解けて情報を交換する。有意義で楽しいひととき。

 夕方定時のミーティングで9/11のイベント、キャンドルナイトの企画スタッフ募集の話があった。ミーティング後スーパーで買い物中やはりここでやらねば!とスタッフになろうと決め急ぎ足で帰る。まだ間に合うか?受付へ駆けつけてみると・・・

 なんと今日一緒に花壇整備したメンバーの中の三人が集まっている。(><)すげぇ、みんな今日初めて会った者同士。何という偶然、というよりははっ、やっぱり同じ方向向いてんだな。

 とりあえず4人でイベント企画開始。
posted by HappyBivouac at 06:19| Comment(0) | 東北ボランティア遠野日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月16日

遠野日記7 9/5読み聞かせ隊3


 長めの休憩をはさんで夕方は児童館へ。隣接される小学校の授業が終わり三々五々集まってくる子どもたち。元気イイ。
 さて。
 「お花が笑った」のあと前半にまずは飛び道具を持って来てみる。
「三匹のヘビ蠍座のマジック」
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「黄色いヘビは男の子かな?女の子かな?」「おかま〜!」「じゃおかまの声で、、、あんたたち何やってんのよ〜 」掛け合いも楽しく笑いも取れました(^o^)丿

→そのまま「ひもかとおもったら」
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「ふしぎなまど」よりひっかけが多くてしかも答えもひねってるから小学生バックリ食いついてくれる<(`^´)>

→サトネさんの「あるひこねこね」
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初見ですが、さすがプロ。うまい。ってこちらがいうのも失礼やなぁ。
子どもたちが集中してにじり寄るもんだから自然と囲むようになっているのがよく分かる(^_^)v

→最後は伝言ゲームの遊びを。
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秘密の言葉を聞きに来る子どもたち(^o^)もう夢中でOさんとの距離が無い。こういうのいいなぁ。

他の子達が待てずに少し場がざわつき始めた、と思ったらサトネさんすかさず
「じゃんけんするよー!」
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 自分のように声を張り上げるじゃなく優しいのによく通る声。一瞬で子ども達をひきつける言葉・表情・動き。もうホントかっこいい。

→下校が遅れ伝言ゲームに間に合わなかった子ども達がかわいそうなので最後もう一発「ふしぎなまど」
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本当に楽しい時間だった。

…ここは沿岸部からかなり離れた遠野。被災地では無いのでまごころネットに滞在しての活動としてはそぐわないのではないか、少なくともそう思われるのでないかという気持ちはあった。
しかし、最初に児童館に打ち合わせに行った日にも余震があった。遠野市でも3/11で死者はいる。児童館が付いている小学校にも疎開してきた子たちも少しは居る。あの揺れでここが被災地ではないなんていえるだろうか。改めても書くつもりだが遠野市にも仮設団地がある。

そこに住む子ども達がこんなに笑ってくれている。

というかそんなことどうでも良くて、


子ども達がこんなに笑ってくれている。

それだけでいいと思わせてもらった。
素晴らしい仲間と会えて、東北滞在中一番楽しい時間を過ごせた一日。
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posted by HappyBivouac at 06:11| Comment(0) | 東北ボランティア遠野日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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