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2011年09月22日

遠野日記11 アートで元気子どもが元気2

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6/8 この日は大槌町にあるお寺を借りて。井上ひさしに取り上げられ小説にもなった地区、吉里吉里。コミュニティーが非常に強く、甚大な被害が出たにもかかわらず自衛隊が訪れたときには幹線道路の瓦礫が撤去されていた、という逸話をガイドボランティアから聞く。あの被害を被ってそれを成し遂げることがどれほどのことか。

小学校も当然消滅したとのこと。こちらのお寺は高台にあり津波を免れたため震災後の避難所に始まり心の寄り処ともなっているよう。
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40人ほどの4年生クラスが元気に到着。挨拶を終えると早速お絵かき。
描く描くわーい(嬉しい顔)
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しかし、中に二人ほど筆の進まない子がいた。茶色い●を一つ描いたっきり紙を見つめている。「好きな食べ物は?」なんて水を向けてみてやっとリンゴと魚を描いてくれた。他のメンバーの保育学科のお兄ちゃん学生が付いてくれその後も少し描いてくれたのだが保育者でもない自分には無力感のみ。
みんなが描いた絵にはほとんどの子が「がんばろう」系のコピーが入る。
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九州でも見られる、今やお決まりのコピーだがここの子ども達が書いたものを見ると泣きたい気持になる。。

大分に帰った後、「へぇ!半年も経ってまだ癒えて無い子がいるの!?」と驚いた人がいた。知った顔で眉間に皺を寄せて見せるヤツより余程素直な方だと思う。だから出来ればそういう人に少しでも知ってもらいたい。
たとえば身元の判明した死亡者リスト等がネット上にある。津波時の写真もいっぱい見る事が出来る。
粉々になった命や家や生活。
それを閲覧した上で子ども達が描いたものを改めて見てもらいたい。本当に鳥肌が立つ。

どこぞの新聞記者が取材に来ており大学の先生にインタビューしていた。「暗い色で描いたりしないか」などと紋切り型の質問をしていたようで先生もうんざりしていたようだ。その割に描いている子どもの顔や描いた絵をどのくらい、ファインダー越しでは無くして見ていたか、とても疑問に思える動きだった。
posted by HappyBivouac at 15:27| Comment(0) | 東北ボランティア遠野日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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